RTA in Japanの配信や記事を見て、昔のネット普及以前のゲームの良さを再認識しました。
その良さというのは、「変わらない」ということ。
今のゲームは基本的にネット配信で、バグやゲームバランスが度々バージョンアップされます。
しかし、ファミコンからPS2頃までのゲームはカセットやCD、DVDにプログラムが「固定」されているため、基本的に発売後中身が変わることはありません。
中身が変わらないからこそ、安心して深く攻略できます。
ストリートファイター2シリーズやストIII3rdが未だ根強くファンが居るのも、ゲームの面白さもさることながら、この「変わらない」ことが前提としてあると思います。
そして、昔のゲームの良さのもうひとつ大きな利点は、メディアを手に入れたら壊れない限りはあそべるということ。
今のゲームには「サービス終了」があります。サービス終了してしまうと遊べなくなります。
その点専用ハードと、そのゲームメディアという組み合わせは耐久度が高く、特にファミコンから64時代のカセットは頑丈です。
私が関わったゲームが、いつまで遊べるのか?
PS4のアンダーナイト、メルブラルミナは幸運なことにメディアで発売されました。しかし、2022年以降、メディアでの発売が続くのか?
今の時代なりに、物理メディアになってもならなくても、できるだけ中身は耐久性の高いモノを作っていきたいなと思います。