来兎の研究室跡地

作曲家、来兎の雑記です

AI使用禁止は非常にまずい

どうも最近企業や学校、行政でAI使用を禁止する動きが出てるようですが、それは非常にまずいと考えております。といいますのも、それを形式上禁止したところで、使う人は使うからです。

そうなると、AIを使う人のほうがAIを使いこなす機会を得られます。使えば使うほどAIのパフォーマンスを引き出し効率を上げていくことでしょう。

禁止されてそれを真面目に守る人は、AIを使いこなす機会を得ることができず、停滞です。この差は大きく広がり、取り返しのつかないことになります。

そもそもの話、AIを使えばいきなり生産性が上がるということはありません。人を雇えばそれだけで売上が上がるという単純なものではないのと同様に、AIをただ導入してもすぐに効果は出ないし、むしろ扱いをうまくやらなければ効率は下がるかもしれません。必ず試行錯誤の時間をとる必要があります。

AIは魔法のツールですが、勝手に空気読んで自動でコトを進めてくれるわけではないのです。より良い詠唱を探求し続ける必要があり、その探求には終わりがないのが辛いところです。