来兎の研究室跡地にして雑文置き

作曲家、来兎の雑記です

動画を倍速で見るかどうかの判断材料

結構動画を倍速で見ます。私には倍速で見るかどうかの判断材料というのがあります。

それは、コンテンツ全体が間を意識した作りがどうかです。間というのは、言葉と言葉の間のことです。

ニュースは情報目的で間はあまり重要ではなくアナウンサーは滑舌が良いので基本2倍速。

ドラマやアニメでも間が悪い、大事にしてないと感じたら1.5〜2倍で見ます。途中面白かったら等速にします。

最近の映像コンテンツは途中で切られるのが怖いのか間がうまく取れてないし、いらないものを詰め込みすぎな感じがあります。

間はただの隙間ではなく必要な情報です。効果的に使えば面白さを増幅します。大抵作り手側は間の重要性はわかっています。しかし様々な条件から、間の悪い作りのコンテンツが増えてしまったのでしょう。

特に絵と音の美しさ。これがあれば間は

 

ほぼ倍速にしないのが海外の映画作品。やはり映画は間が重要。そしてその間は映像の美しさで上手く埋めていて、じっくり見ていないなという気にさせてくれます。

 

韓国ドラマも人気作品は映像が綺麗で、倍速にしなくても間が持ちます。逆に日本のドラマ作品は間の情報の質があまり良くないことが多いです。

倍速で見たら本来の作品の意図とは変わってしまう。これは事実だと思います。

しかし、私自身作る側としても、等速で見たいと思わせるだけのコンテンツを作らなくてはという気概も必要かと思います。