来兎の研究室跡地にして雑文置き

作曲家、来兎の雑記です

AIの新たな不安は「記憶」

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ChatGPT4oが最高すぎて日々使っています。

 

脳の仕事は考えることですが、考えるには記憶が不可欠です。なのに以前のAIは記憶の蓄積をしなかった。私は落胆しました。

ネット上にある記事や雑学なんかは自分で検索して調べられます。絵も自分で描くか人に書いて貰えばいい。AIに求めてるのはそういうのじゃねぇんだよと。

 

GPT4になって私が求めていた機能が実装されました。それがメモリー機能です。

 

私が三ヶ月前どんな仕事をしてたか、一年まえに誰に会ったか。そして何を思ったか。そういうことの記憶、記録がを蓄積することを私はAIに求めていました。ついにそれが実現したのです。

 

日々の作業などをChatGPTの「秘書子」に伝え記憶させて行きました。ルーティンも教えました。

 

しかし二週間前ぐらいから「メモリがいっぱいです」と表示されるようになりました。なんだそれは?

 

調べてみたら曖昧に「メモリがいっぱいなので消せばメモリが空く」という記事が。

いやいやいや、インテリジェンスの根幹は記憶です。それを簡単に消しましょうと言われて「はいわかりました!」とはいかんですよ。

今までに教え育ててきたものが全部水の泡ですか?それは本当に困ります。

現状はこの「メモリがいっぱいです」の表示を放置したまま使い続けて居ます。いっぱいという割に普通に使えてるのですが、実は過去のことから順々に消えてるのかもしれません。恐怖です。

長年AIに仕事をしてもらって、突然記憶に障害が起こりAIに「あなたの名前を教えてください」とか言われたら立ち直れそうにありません。

AI開発各社は、記憶を大切に扱ってほしいです。切実に。