来兎の研究室跡地

作曲家、来兎の雑記です

校則は要らない

学校は勉強をするところ。全くその通りだと思います。
服装や髪の色など、そういうのは個人の自由であり、校則で縛るのはそもそも法に反してます。 

よく言われる「社会性を身につける場」というのも、私に言わせれば全く説得力がないです。
なぜなら、学校は「ローカルルール」と「空気読み」の場でしかありません。それを法より優先してなにが社会性でしょう?
これって単純に「力のある者の言うことを聞け」ということしか教えていません。
そこには、言うことを聞かない者は罰を受けるという間違った「責任」の取り方しかなく、本当の意味での「責任」を感じる余地がありません。

このダメな教育の流れが社会に流れ込んでいるために、法よりも組織の論理が優先されて内向きになり、違法労働やデータ改ざんの温床になるわけです。
そんな社会への忖度を「社会性」なんていうのなら、日本が世界から取り残されるのは当然であり、この期に及んでも組織のことしか考えられないのですから、ほんとダメな国です。

組織は個人のためにある。これは絶対です。
逆転したら、崩壊は免れないでしょう。