来兎の研究室跡地

作曲家、来兎の雑記です

mixi婚なんです

本日11月11日は結婚記念日です。

うちはいわゆる「mixi婚」で、高校のコミュニティでちょっと変わったプロフィールのめろこ。を見つけて、東京在住だった私が帰省の際に連絡とったのがことの始まり。

会ってから東京に戻るまでの9日間でほぼ結婚を決めた感じです。だから個人的には突然結婚を決めてしまうのは全然違和感ないです。(関わってる時間に比例して他人を理解できるのなら世の中もっと楽チンですよね)

人生って変わらない毎日の繰り返しなのに、突然降ってわいた重要な選択肢を迫られるんですよね。
すぐ重要ってわかるものはまだいいんですけど、振り返ってみると「あれってめちゃくちゃ重要だったじゃないか!」と気づくことも多くて、間違えたなぁというのもそれなりにあります。

ただ、それも1点の選択肢を成功させてるだけであとの選択肢は些末なことだなというのがありまして、その重要な選択肢が「東京に住む」でした。

2001年の25歳のとき、沖縄で今で言うニートをやっておりました。それがちょっとまとまったお金が入ることになり、そのときに何に使うか考えたときに「今東京に出ないと多分人生終わるな」と思い上京資金に使いました。

この「上京」を選ばなければ、多分メルブラの音楽も作ってないし、結婚もしてないし、作曲家をやってないはず。そもそも、2001年以降の数々の選択肢は現れていなかったのです。

細かく言えば、その「上京」につながるまでの選択肢も色々あるんですが、それは思い返せば全部「面倒だけど面白いからやる」を選んだ結果です。

さらにいうと、失敗したなぁと思った選択肢は「面倒だからやらない」を選んだものです。

やっぱり人生は面白いことに首突っ込んだほうが、面白いです。当然のことを書いてしまいましたが、案外難しいんですよね。

こんなことを書いたのは昨日「re:ゼロ」を見たからだと思うんですが、多分私は死にもどりしないと思うので(死んでみないとわかりませんが)今後も命を大事にしつつ「面倒だけど面白いからやる」を選んでいきたいなと思います。


あ、結婚はそんな面倒じゃなかったです。