来兎の研究室跡地にして雑文置き

作曲家、来兎の雑記です

「ご理解とご協力よろしくお願いいたします」

まちなかでよく見かける「ご理解とご協力よろしくお願いいたします」

「ご協力」するのはやぶさかではないのだけど、「ご理解」まで要求されるのが納得いかないのです。

コンビニの場合、レジに並ぶ際の導線が決まっててそこに並んでくださいという「ご理解とご協力」は理解できるし協力します。

しかし、「新型コロナウイルス感染防止のためゴミ箱を閉鎖しています」はどうにも理解できません。でも協力せざるを得ないので渋々協力はします。(知ってたら入りませんでしたけど)
まず、ゴミ箱を閉鎖することでどうして新型コロナの感染防止になるかの理由が一切ない。そして私が一番納得がいかないのが、すぐゴミが出る商品を売っておきながらゴミ箱を置かないという経営姿勢です。つまりは、自分のところで出たゴミの処理をよそで負担してもらおうというのです。そんな負担を客に強いてなにがコンビニエンスなのか。

そんな「ゴミ箱の閉鎖」のどこに理解できる要素があるのでしょう?納得の行かないことに「ご理解」をお願いされても困ります。 そもそも理解は「内心の自由」だと思います。それは憲法で保証されている権利です。

日々そんな感じに思ってるので、そんなコンビニに入ってしまったときには「ゴミ箱閉鎖は理解せんからな」と思いながらレジの列に並んでいるのです。