「恋愛格差社会」という言葉を内閣府の研究会で使われたようです。
しかし、今の未婚、少子化問題を「恋愛格差」とか「恋愛弱者」を原因に据えるのはさすがに浅はかではないかと思います。そんなこと言わずともすでにその根本原因は賃金の減少、弱者という言葉を使うのであれば「経済的弱者」の増加によるものです。 検索すればすぐわかることです。
30年この根本原因に手を付けない政府を批判すること無く「恋愛弱者」という言葉をメディアが作り出し喧伝するというのは、新聞社も随分と堕ちたものだなと思います。
大抵の問題はお金なのです。
若者が車を買わなくなった、旅行に行かなくなった、チャレンジしなくなった、そんなの全部政府の失政によって若者からお金を奪ったからです。
世の中の問題を数々挙げても、元を正せば原因はひとつ。新聞社も矜持がまだあるのならば、そこから逃げないでほしいです。