安倍元首相暗殺を機に政治家と宗教の繋がりが表沙汰となり、ここ30年の腐敗の著しさに合点がいきました。
宗教で過去に規制された勧誘や商法が有耶無耶にされ猛威を奮っているのも、つまりは政治家が後ろ盾になっていたと。これまでもそんな話はいくらでも出てきていましたが、現実として人が死ななければその状況は動かなかったわけです。
マルチや疑似科学系も何故か規制されずに有耶無耶だったのも、根っこは同じく宗教がらみだったのでしょう。
しかし、宗教が悪いかと言えば一概にはそうとも言えないのです。
宗教は規制されなければその活動範囲は野放図に広がり必ず悪さをします。それは宗教自体が悪いわけではなく、その内部には良い人も悪い人もいるというシンプルな理由からです。たとえ教祖が真っ当であろうとも、力を持つ幹部が悪意、自己利益を求めて動けば簡単に腐敗します。これは宗教だけではなく企業や行政、教育関係など、組織全てに言えることでしょう。
だから規制が必要なわけですが、その規制をするかしないかをコントロールできる人たちがその力を自ら
の利益に使った結果がこのザマなわけです。
宗教を野放しにすることで利益を得たのは政治家。つまりは、間接的には国民をカルト宗教の毒牙にかけていたのは政治家ということになります。間接的だから罪悪感も皆無でしょう。(そもそも直接的であっても罪悪感なんてない人々かもしれませんが)
この状況は非常によろしくないので、私もブログのひとつぐらい書いて騒ぎを盛り上げたいと思います。