中学時代、私の考え方に大きく影響を与えた出来事がふたつがあります。
ひとつは、中1のときの同じクラスの友だちが、夏休みあとにいわゆる「不良」になってたことです。
小学校も同じクラスだったこともあり、一緒に遊んでいました。この友だちは絵が上手く、特にジャンプのキャラを自分のタッチで描いていたので私の尊敬の対象でした。
それが、夏休み後ビジュアルからそれっぽくなってました。
以降話すこともなくなったので何があったかは知りません。ただ、それまでに聞いていたのが「テレビはは親が見せてくれない」「かなりの健康志向」「教育ママ」でした。
人って突然変わるんだなと驚き、他人の「反抗期」をこうも目の当たりにするとなんだか自分もああいう「反抗期」なるのは嫌だなと思ってしまい、私にはいかにもな反抗期はなかったと思います。(親はそう思ってるかわかりませんが)
あと、しばらくしてこの友だちの健康志向の母が若くして亡くなったと聞きました。
もうひとつの出来事も似ているのですが、もうひとり友だちが突然「不良化」しました。
こちらの親も教育に熱心で、子供向けの絵本のお店を開いていました。
私がショックだった出来事はその母親のしたことです。
講演会で自分の子育てを「失敗談」として話していたのです。
まだ未成年で子育ては継続中です。それを「失敗」として今話すって親としてどうなの?と。そりゃ子どもグレるよと。
そこから学んだことは、大人は立派な存在でもなんでもない弱い存在でその行動は必ずしも正しくはないと。
だから、たとえ先生であろうとも理屈がおかしいことに対しては説明を求め、納得しなければ言うことを聞きませんでした。
今の私の生き方や考え方はそのへんから出来上がっています。
と、このTogetterを読んだときに、なぜかそんな昔のことを思い出しました。